おのくんとおさんぽ　メイキング

おのくんが

東松島の町に

とびだした！！

「おのくんとおさんぽ」の作者は、震災以来東北コットンプロジェクトなどに携わる写真家の中野幸英さん。これまでの作品制作や仕事で経験した撮影の技術で、どうやっておのくんに心があるように写真を撮るかを工夫したそうです。

作者よりコメント　震災の翌月お隣の石巻市に泥かきに入り、それからも宮城県だけでなく岩手県・福島県の被害を目の当たりにして、ずっとそこで元気に暮らしていく子どものために、写真で何かできないかと考えていました。　そんな時に「おのくん」を知り、お母さんたちが笑いながら手作りする姿を見て驚きました。いろんな人に大切にされるおのくんを、その手でつくる喜びで満ちているようでした。　もしおのくんのぬいぐるみや、絵本にでてくるおのくんに心を感じるのなら、だれか目の前にいない人の心も感じられると信じています。おのくんを撮る機会を頂いたお母さんたち、東松島のみなさんに感謝しています。

中野幸英写真家・1978 年神奈川出身写真プロダクションを経て作品制作とコマーシャルワークで活動を行う。作品掲載写真会議録 BRAINSTORMING vol.1～3 「フォトグラファーズファイル2015」 mdn 社刊など共著「東北コットンプロジェクト」文・宮川真紀タバブックス刊 apbank Fes ‘05 ～ ‘12 オフィシャルフォトグラファー Mr.Children［ (an imitation) blood orange］Tour ドキュメント映像撮影やライブ演出映像写真撮影など日本広告写真家協会正会員